トリートメントの考え方【マイナスケアの必要性】


トリートメントの種類

まず【トリートメント】とは何か?
一般的なイメージは、ひとくくりに
『髪を治すもの』
『栄養を与えてくれるもの』
と解釈している人も多いと思います。
一言に【トリートメント】と言っても、種類は様々。
そして用途が違ってきます。
ざっくり大別すると

1、シャンプー後に使用するトリートメント(洗い流すモノ)。
2、アウトバスタイプと言われる、洗い流さないトリートメント。
3、サロンメニューのトリートメント。

むかし、これらのうち
「どれをするのがいいですか?」
と聞かれたことがありますが、
ちょっと目的や効果等が違ってくるので
「どれもした方が良いですよ。」
という答えになってしまいます。
そもそも、各種の役割が分からなかったり、
違いが理解出来ていなかったりがあると思うので
それぞれの説明から・・・。

1、シャンプー後に使用するトリートメント

単純に『保湿・保護』するものと捉えてます。
まずシャンプーは汚れを落とすもの。シャンプーの質感を気にする方もいるかもしれませんがシャンプーで手触りを良くしたり、保湿したりするものではないかな…と思っています。汚れを落とすためには、洗浄力が強くなります。
髪自体は(整髪料などでガチガチに固まっているとか、かなり汚れているという状態でなければ)しっかり流すだけでも、汚れは7~8割は落ちると言われています。なので、髪の毛はゴシゴシ洗わなくても汚れを落とせます。

シャンプーは頭皮を洗うもの
そして、
汚れ以上に除去してしまった(おもに毛髪の)油分・水分を
程よく補うのがこのトリートメント
になります。

リンス(最近あまり見かけませんが…)→コンディショナー→トリートメント。
種類も様々でもう無数に存在しますが、ボクとしては上記の順でより手触りが良い・よりしっとりするというくらいの解釈です。なので、自宅のコンディショナーをトリートメントに変えたからといって、『髪の傷みが治る』ってことはほぼありません。けれど、「じゃあ、使っても意味ないじゃん!」とは思わずに、

『治すため』でなく『いま以上に傷めないため』『保護するため』

目的意識を改めて、これはこれで使用してくださいね!

2、洗い流さないトリートメント

先に言っちゃうと、こちらも治す力は持っていないと考えています。
やはり、『保湿・保護』目的。
後は、『手触り・まとまり』ってとこです。
種類は

・オイル
・ミルクやクリームなどのエマルジョンタイプ(乳液)
・リキッド(ミストなどスプレータイプが多い)

などでしょうか?
更にその中でも、上記それぞれの間を取ったような質感のモノだったり、粘性の違い、仕上がりの違いなどこちらも種類は様々。
やはり、

ダメージからの『保護』やダメージしない様に『予防』する目的

と思って使用してもらうのが良いかと思います!

3、サロンメニューのトリートメント

そして、美容室のメニューにあるトリートメントですが、こちらもメーカーや種類は本当にたくさんあります!
主には何段階かに手順が別れていて、二種類のトリートメントを塗布していくもの、三種類、五種類など。だいたいが簡単にいうと、
まず傷みにより髪の毛の内部に出来てしまった穴を埋めていき、
最終的に表面の保護をして閉じ込めるといった具合になります。
先に上げた家庭でするケア、1と2とのもっともの違いはこのダメージホールと言われる『穴』を、もともと髪内部に存在する成分に近いもので埋めて【補修】していくというところでしょうか。
そう、実は

美容室のトリートメントも【補修】であって【修復】ではありません

同じようですが、日本語の細かい意味の違いで、調べると

【補修】とは『いたんだところを補い、つくろうこと。』
【修復】は『なおして、もとのとおりにすること。』

とあります。意味の通り実際、サロントリートメントも治せる訳ではなくて、
擬似的な成分で補うことしかできないのです。
そもそも、髪の毛というのは死滅細胞。神経や血管が通っている訳ではないので、自然治癒はできません。毛根内で成長・形成され(作られる時には、食べ物などの栄養や健康状態、生活習慣、ストレス等の影響を受けます)、伸びるときには死んでいます。なので作られたときがマックスの強さ、マックスの体力で、生えてからは『外気・紫外線・乾燥・熱・摩擦など』の影響を受け段々と弱っていくことになります。生えてきたときが、坂の上にいる状態。そこから道を徐々に下っていくイメージです。
『シャンプー後のトリートメント』や『洗い流さないトリートメント』はこの坂道の斜度を緩やかにしてくれる感じです。それでも、上記の影響を受けずにはいられないので、少しずつでも坂を下っていきます。
そして更に、言ってしまうとカラーやパーマなどの薬品を使うと斜度は急になり、髪は一気に弱ってしまいます。かといって、デザインやヘアスタイル、ヘアカラーを変えたり楽しんでもらいたいので、これらをしない訳にはいかないと思います。
なので、サロントリートメントをして【補修】することが必要となってきます!

サロントリートメントの必要性

なぜ、カラーやパーマをすることで急に坂道を下ってしまうのか?
そもそも、カラー・パーマは薬剤内の成分が毛髪内部で化学反応することによって色を変えたり形を変えたりしています。その時、成分を内部に浸透させるための道も作られています。これが、ダメージホールという穴になってしまうのです。
放っておくと穴は大きくなり、傷みが進んでいきます。
なので、なるべくその穴を埋めておき傷みの進行を緩やかにしていく。
これが、一般的なサロントリートメントの目的。そして、必要な理由となります。

【プラスのヘアケア】から【マイナスのヘアケア】へ

ボクの美容の基本的なスタンスは、まずデザイン・スタイルありきです。ヘアケアを究極までこだわると、結論カラーやパーマをしない方が良いということになってしまいます。自分は美容師として、みなさんにデザインやスタイル、ヘアカラーを楽しんでもらいたいというのが第一なので、やはりカラーやパーマは外せません!
しかし、だからといって「傷んで構わない」という訳ではないですよ。
『なるべく傷めない施術とケアを心掛けながら、デザインを提案する。スタイルを楽しんでもらう。』という感じでしょうか。
それで、長年ヘアケアやトリートメントに関して調べた結果、先に上げたように

『サロントリートメントは【修復】までは出来ないけど【補修】して上げることで、なるべく坂道を下ってしまわないようにしておく!という目的』

で使用する考えでいます!
これが、失った成分を【補うトリートメント】ということで、
【プラスのヘアケア】
と捉えています。

そして最後に、
もうひとつたどり着いた事実が
カラーやパーマをしたあと、
薬液に含まれている『ジアミン・過酸化水素・アルカリ剤』など(これらはカラー・パーマの工程上必要な成分です。)の
施術後には不必要なものが通常のシャンプーでは除去しきれずに毛髪内部に残こってしまい、傷みが進行していくということ。
これまでの【プラスのヘアケア】だけでは傷みの進行を抑えきれず、
補修成分を補っていても結果「あまり変わらない」とか「効果がない」と感じてしまうことになっていました。
これからは、なるべく不必要なものを除去していく
【マイナスのヘアケア】
も重要度が高くなってくると思います!

この【マイナスのヘアケア】の必要性には結構前に気づきましたが、
思うように効果がある方法やよい商材にたどり着かずにいました。
けれど今、ようやく信頼できるアイテムにたどり着いたのと
システム構築に至りました。
今後そちらにも力を入れていきたいと考えています!
その辺はまた次回、説明したいと思います!

次の記事はこちら
『マイナスのヘアケア【カラーデトックストリートメントシステム】』

※あくまで僕自身の考えで、美容師さんによっては違う意見もあるかもしれませんがご了承ください。


ALPSionのi.commit いよいよスタートさせました! カラー剤にミックスすることで染めながら毛髪内部の補修、質感・ツヤの向上をしてくれます。ハイトーンカラーをお望みの方、負担を抑えながら理想の髪色に!グレイカラーの方、頻繁なカラーによる負荷を軽減します! そして、デトックス工程で残留成分を除去・分解。ダメージの進行を防ぎます! ペイズリーパークでは更に工程を加え、より効果的なシステムを組みました! それぞれがそれぞれの仕事をしっかりやりってくれるメンバーです❗ バンドみたいなモンです️ ブログにもしたのでよろしければプロフィールから 前橋市文京町3-13-5 027-289-8931 10:00~19:00(時間外、応相談) ※けやきウォーク前橋より、東へ800m(クルマで2~3分) @paisleypark_hairartmusic #paisleypark美容室 #ペイズリーパーク美容室 #前橋 #けやきウォーク #群馬 #前橋美容室 #群馬美容室 #throw認定サロン #throwcolor #スロウカラー #ブリーチカラー #アッシュカラー #グレージュカラー #外国人風ヘアカラー #ナチュラルスタイル #ナチュラルヘア #自然体 #hair #art #music #alpsion #gelsham #icommit


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